2007年 05月 12日
このオッサン面白い!
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ネット社会を再び考える:はなさんのポリログ
一年近く前にも書いたがジャーナリスト花岡信昭氏がブログでモー娘。を批判して大炎上したのだが、また懲りずにモー娘。に関するエントリーを上げて話題になっている。だが今回はコメントをイザ・ブログ登録ユーザーに限定している為、前回のような大炎上になっていないので、花岡氏自身のレスもついていてなかなか興味深い。本文では
「プロのジャーナリストなのだから表現者として自分が発信した文章がどのように受け取られ批判されても甘んじて受けるが説明責任など存在しない。」という信念のもと、ディベートには応じない姿勢を貫いてらっしゃるように見受けられる。これは、実は「発信型メディア」の人間であれば至極当然の感覚である。
ご存知のように、ブログやWiki等CGMの特徴はその双方向性にある。一人の人間の発した情報が他の人のもたらす情報によって補強され、一人では決して作り出せないものとなる。
だから、このシステムに慣れたネットユーザーはコール&レスポンスによるこうした「みんなで作り上げる」コンテンツこそがブログだと思っている。
だが、花岡氏は違うようだ。あくまで表現者として、発信するメディアのひとつとしてブログを捉えているようだ。コメント欄を解放しているのは、本人曰く「勉強材料」。わかりやすく言うと、マーケティングの為にコメントを集めているのではないか。決して議論の為ではない。
それはネットの使い方としていかがなものか、と思う方もいらっしゃるだろうが、私はこれはこれでアリだと思う。何故ならネット空間は「何でもアリ」なところが素晴らしいと私は思っているからだ。どっちが主流かといえば、Web2.0の流れからすれば前者であると思うが、花岡氏のアプローチも否定してはならないと思う。
だから、花岡氏相手に「ディベート遊び」を仕掛けている方々はあきらめた方がいいと思う。
一年近く前にも書いたがジャーナリスト花岡信昭氏がブログでモー娘。を批判して大炎上したのだが、また懲りずにモー娘。に関するエントリーを上げて話題になっている。だが今回はコメントをイザ・ブログ登録ユーザーに限定している為、前回のような大炎上になっていないので、花岡氏自身のレスもついていてなかなか興味深い。本文では
大の大人が青筋立てて論じあうようなテーマではないとやり、コメントでは、
そう意気込まれても困ってしまうのですね。それほどの話ではありませんから。とまともに議論しようとしていない。玄倉川さん仰るところのネタ、なんだろうなぁということがやっとわかった。
そう詰められても困ってしまうのですね。だいたいが、そこまで詰めるような話ですか。
大の大人がいきり立つような話ではありません。
このオッサン面白いよ!
「プロのジャーナリストなのだから表現者として自分が発信した文章がどのように受け取られ批判されても甘んじて受けるが説明責任など存在しない。」という信念のもと、ディベートには応じない姿勢を貫いてらっしゃるように見受けられる。これは、実は「発信型メディア」の人間であれば至極当然の感覚である。
ご存知のように、ブログやWiki等CGMの特徴はその双方向性にある。一人の人間の発した情報が他の人のもたらす情報によって補強され、一人では決して作り出せないものとなる。
だから、このシステムに慣れたネットユーザーはコール&レスポンスによるこうした「みんなで作り上げる」コンテンツこそがブログだと思っている。
だが、花岡氏は違うようだ。あくまで表現者として、発信するメディアのひとつとしてブログを捉えているようだ。コメント欄を解放しているのは、本人曰く「勉強材料」。わかりやすく言うと、マーケティングの為にコメントを集めているのではないか。決して議論の為ではない。
それはネットの使い方としていかがなものか、と思う方もいらっしゃるだろうが、私はこれはこれでアリだと思う。何故ならネット空間は「何でもアリ」なところが素晴らしいと私は思っているからだ。どっちが主流かといえば、Web2.0の流れからすれば前者であると思うが、花岡氏のアプローチも否定してはならないと思う。
だから、花岡氏相手に「ディベート遊び」を仕掛けている方々はあきらめた方がいいと思う。
by mo_ura
| 2007-05-12 21:59
| 社会